この記事の概要
頭皮に害を与えるトランス脂肪酸は、マーガリン、ショートニングなどの個体の植物油に大量に含まれています。自然界にないプラスチックのような腐りにくい性質があり、体内に入ると分解されにくく蓄積されてしまうと活性酸素を発生させます。
病気がイヤなら「油」を変えなさい!―危ない“トランス脂肪”だらけの食の改善法
1. 頭皮にダメージを与えるトランス脂肪酸
大量生産の油にはトランス脂肪酸が含まれています。高温の熱処理を繰り返しを行う製造過程で、身体に悪影響を及ぼすトランス脂肪酸が発生してしまいます。トランス脂肪酸を含む油のことをプラスチック化されたオイルと呼ばれています。
トランス脂肪酸は、植物油に水素添加されて出来上がります。
この人工的な脂肪酸は、自然界にないプラスチックのような腐りにくい性質があります。体内に入ると分解されにくく蓄積されてしまうと活性酸素を発生させます。とても厄介な脂肪酸です。
このトランス脂肪酸は、マーガリン、ショートニングなどの個体の植物油に大量に含まれています。幼かった頃は、マーガリンはバターに変わる健康にいいものだと教え込まれていました。
大変迷惑なことです。今でも安価に食品が作ることができるので、クッキー、菓子、パンなどあらゆる食品に使用されています。アメリカ、ヨーロッパでは、使用禁止に傾いているのに、なぜ日本は今も使用しているのでしょうか。
安い食品が手に入ることで経済的には助かるのでしょうが、長い目で見たら健康被害に遭い、治療費にかかるお金の方が多くなるのではないでしょうか。
ファストフードやコンビニののフライドポテトや揚げ物は、ショートニングを大量に加えて揚げられています。
いつの日か、タバコと同じようにトランス脂肪酸の害について国民が知るようになるのでしょう。
トランス脂肪酸は、髪の毛と頭皮にダメージを与える働きをしているのです。
細胞膜は、コレステロールとともに油脂に含まれる脂肪酸を材料としています。オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸が、細胞膜の材料となる脂肪酸です。
オメガ6脂肪酸は、細胞膜を硬く丈夫にします。オメガ3脂肪酸は、細胞膜を柔軟にします。二つの脂肪酸がバランスよく存在していることで、丈夫で柔軟な細胞膜がつくられます。
体内に脂肪酸があふれ出すと、細胞は分裂の時に、トランス脂肪酸を材料として使ってしまうのです。
がん細胞は、細胞分裂時のコピーミスを生じ突然変異を起こします。この分裂の際に、トランス脂肪酸が材料として使われてしまうと健康な細胞膜がつくれなくなってしまいます。このためがん細胞が発生しやすくなると考えられています。
頭皮の細胞も、トランス脂肪酸を含んだ細胞膜では皮膚の柔軟性や厚みは失われます。
まとめ
大量生産の油にはトランス脂肪酸が含まれている
体内に入ると分解されにくく蓄積されてしまうと活性酸素を発生させる
トランス脂肪酸は、髪の毛と頭皮にダメージを与える働きをしている
Amazonの紹介欄(商品リンク)
成功する子は食べ物が9割 ー 幼児・小学生ママ必読! 冷蔵庫の中身がカラダの中身。