この記事の概要
亜鉛は髪の毛に大事なミネラルです。亜鉛が不足すると抜け毛が増えます。亜鉛はサプリメントで大量に補給すると急性亜鉛中毒を起こすことがあるので、毎日の食事（牡蠣、レバー、卵、玄米、納豆、煮干し、ゴマ）で摂取することが薦められています。
1. 薬に頼らず何とかしたい
治療で薄毛を治すと言っても、男性型脱毛症や薄毛に悩んでいる人たちは、できれば薬に頼らず何とかしたいと思っている人たちが多いのではないでしょうか。
亜鉛は5αリダクターゼを抑制する作用があると言われています。
人体には亜鉛が約2グラム含まれています。必須ミネラルの一つです。
摂取方法は食事から摂ることが重要とされています。なぜならば不自然な方法で摂取すると、過剰障害を起こすミネラルとも言われていいます。
大量の亜鉛を一度に摂取すると、急性亜鉛中毒を起こします。胃腸障害やめまい、吐き気の症状などが引き起こされます。
過剰摂取を続けていると、銅や鉄などのミネラルの吸収が出来ず、それらのミネラルの欠乏症が起こりやすくなります。
そのため、サプリメントの服用は、メーカーの広告に流されて自分自身の判断では行わないように注意すべきです。
亜鉛は、サプリメントではなく毎日の食事から摂取するのが良いようです。
1日に成人男性であれば10㎎、成人女性で8㎎の摂取を推奨されています。日本人の場合は、男性が平均8.8㎎、女性は7.2㎎です。推奨されている数値よりも低いようです。この亜鉛不足が、日本人の薄毛をまねいている可能性があるかもしれません。
2. 亜鉛が含まれている食品
牡蠣、レバー、牛肉、卵、ウナギ、玄米、納豆、煮干し、ゴマ等に含まれている食品は、亜鉛が少ないため、毎日摂り続けても過剰摂取になることはありません。
亜鉛は、食物繊維と一緒に摂ると吸収できないという短所があります。食物繊維は腸の健康には必要なものです。髪の毛にはどちらも必要です。
食物繊維をしっかり摂りながら亜鉛の吸収をよくするには、ビタミンCやクエン酸などを含む食品を加えることで吸収率が高まるとのことです。
3. 亜鉛の働き
細胞分裂の際に使われる
100種類を超える酵素の活性化や生成に必要とされるミネラル
免疫力の向上
精子の形成
男性ホルモン、女性ホルモンの生成に関与
性のミネラル
4. 亜鉛不足による症状
抜け毛が増える
毛がやせる
肌がカサカサする
感染症を起こしやすくなる
精子が減る
精力が落ちる
月経が起こりにくくなる
貧血になる
傷が治りにくくなる
物忘れが多くなる
未来が減少し、味覚障害が生じる
まとめ
亜鉛は5αリダクターゼを抑制する作用がある
亜鉛が含まれている食品：牡蠣、レバー、牛肉、卵、ウナギ、玄米、納豆、煮干し、ゴマ
亜鉛不足が薄毛をまねく
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