この記事の概要
市販の育毛剤のほとんどは、アルコールが含まれており頭皮を悪くさせる原因になり髪の毛を薄くしています。精製液、植物由来のグリセリン、アロマ液で作ったノンアルコール育毛液の効能は、頭皮から油分などを奪わず保湿効果が期待でき、育毛の環境がよくなります。
1.育毛剤を使えば使うほど髪がボロボロになる
髪が薄くなったとき、ほとんどの人が育毛剤を使用します。市販の育毛剤には、一般の人には気づかない問題点があります。
市販の育毛剤には大量のアルコールが含まれています。濃度50%以上が大半で、70%近くの育毛剤も存在しています。
アルコールを使う理由は、有効成分を毛母細胞に届けるためです。毛母細胞に到達する途中に皮脂という脂が邪魔しているのでアルコールで溶かすために有効成分と一緒に含有されています。
アルコールは、頭皮や毛穴にとって、とても刺激が強い成分なのです。毛母細胞にもダメージを与えてしまいます。
発毛のために育毛剤を頭に振りかけていることが、脱毛の原因を作っていることさえあります。
アルコールは、頭皮を乾燥させる、ホルモンバランスを崩す、頭皮の善玉常在菌を殺してしまうという悪い影響を与える恐れがあります。
シャンプー後の育毛剤の使用は、保護粘膜が取り去られた後なので、アルコールの刺激がさらに強くさせてしまいます。
アルコールが使われるのは、消費者の要求があるからかもしれません。その理由は頭皮に振りかけた時の爽快感が効いていると感じてしまうからなのかもしれません。
そう言われれば、知らないで自分自身もアルコール入り育毛剤をたくさん振りかけていました。振りかければ振りかけるほど効いているに違いないと思っていたのですが、やっていたことは、頭皮を傷めつけて抜け毛の原因を作っていたのですね。
情報弱者は、無益なものを高額で購入してしまうカモになってしまいます。
アルコールをつけると「スー」という爽快感がします。この「スー」と感じているとき頭皮の油分や水分を奪っている状態になります。この理由で頭皮がカサカサになり、フケの原因になったり、かぶれたりすることさえあります。
アルコールは、頭皮の状態を悪くし、髪の毛を細くし、育ちにくくなり、抜け毛の原因を作ってしまうのです。
2.ノンアルコール育毛液
プーラ式育毛液は、アルコールを一切使用しないとのことです。プーラ式以外でもアルコール不使用の育毛剤がありますので紹介欄に掲載します。
プーラ式ではアルコールの代用品として植物油由来の保湿成分であるグリセリンが含有されています。顔や体と同じように頭皮も保湿すると柔らかくなるとのことです。そうすることで縮こまっていた毛穴が開きやすくなるのだそうです。
「頭皮がこわばり、毛穴が小さくなると毛が細くなるうえ、新しい毛が育ちにくくなります」(市販の育毛剤を使用するよりプーラ式育毛剤を作ろうから引用)
毛穴が広がると毛が育ち易くなるだけではなく、一つの毛穴から生える髪の毛の本数が増える確率が高くなるのです。
2-1 用意するもの
精製水100ミリリットル(薬局で手にはいります)
植物性グリセリン小さじ四分の一から二分の一(薬局で手に入ります)
アロマオイル(1ミリリットル、ドロッパーから落ちる一滴は0.05ミリリットルなので20滴がその量)
スプレータイプの容器(100円ショップで購入できます)
2-2 薄毛タイプ別のアロマオイル
頭頂部から薄くなるO字タイプ:ラベンダー
生え際、前頭部から薄くなるM字タイプ、A字タイプ、そり込みタイプ、中央に入り込んで薄くなるタイプ:イランイラン
全体的に薄くなる全体タイプ、分け目が目立つ分け目タイプ:ゼラニュウム
耳周りから薄くなる耳周りタイプ:ローズマリー
2-3 作り方
1. 容器にグリセリンを入れアロマオイルをたらし蓋をします。アロマオイルはグリセリンに付けますが水には溶けません。容器を振ってアロマオイルとグリセリンをしっかり混ぜる。
2.精製水を入れしっかりと混ぜる。冷暗所で保存すると一ヶ月は使用可能。
2-4 使用方法
1. シャンプーで髪を洗い、タオルドライした後、この育毛剤を吹き付ける。※注:成分が分離するためよく振って使用する。
2. 吹き付けた後、両手を使ってよく揉みこむ。
3. タイプ別アロマオイルの効能
1. 頭頂部から薄くなるO字タイプ:ラベンダー
ラベンダーはイライラを緩和し、不眠を解消して疲れた体を癒す効果があります。
やけどの治療にも使われるくらい、肌の再生効果が高く脱毛予防なります。
O字タイプに多い血圧高めを低くする効果が期待できます。
2. M字タイプとA字タイプ:イランイラン
イランイランには神経を鎮静させる作用があります。酷使した視神経を和らげる効果が期待できます。
脱毛予防の成長促進に効果があると言われています。
3. 全体タイプと分け目タイプ:ゼラニュウム
ゼラニュウムは感情を押し殺し緊張をリラックスさせる効果が期待できます。頭皮の皮脂を適量にし、肌を柔らかく整えてくれるようです。
髪を司る腎の強壮効果があるとのことです。
薄毛の原因は一人ひとり異なります。中医学では統計により髪の健康状態は、腎の機能と関係しているというのです。
4.耳周りタイプ:ローズマリー
ローズマリーは心臓の働きを高め、全身の血流を促進させます。首周りの筋肉がこわばりがちな耳周りタイプには、血行促進を促すにはとても良い効果が期待できます。
4.アロマオイルを購入時の注意点
アロマオイルの購入時に気をつけなければならないことがあります。
天然成分100パーセントの精油を選ぶことです。雑貨屋さんではフレグランスオイルなどの似たようなオイルが売られていますが、このようなオイルは香りを楽しむためのものです。人工香料を使用したものが多いとされています。
そのため、直接肌につけることはできません。体に働きかけることができるのは、天然成分100パーセントの精油だけなのです。
精油を選ぶ時は、産地や品質を確認できるものが良いとされています。品質の良いものには、成分表、成分分析表などが同梱されています。生産者、土壌環境などの説明がされている物もあります。
5.アロマオイルの使用期間
アロマオイルは一ヶ月使い続けていると頭皮が慣れてしまい効き目が落ちてきてしまいます。一ヶ月使い続けたら、アロマの使用は二週間休みます。その間は、アロマを含まない精製水とグリセリンだけの育毛液を使用します。
二週間以上経ってアロマ入りの育毛剤を使用するようにします。アロマなしで、グリセリンだけで保湿効果は十分に期待できるとのことです。
まとめ
市販の育毛剤の問題点はアルコール含有
アルコールは頭皮から油分と水分を奪い頭皮を乾燥させる
油分と水分を失った頭皮は髪の毛を成長させることが出来なくなる
ノンアルコール育毛剤の作り方と使用方法
アロマオイルの選び方
アロマオイルの使用期間
Amazonの紹介欄(商品リンク)
プーラ スカルプ オイル 240ml 【 キャリアオイル/天然精油 】 ヘッドスパ専門店 PULA シアバター 配合