髪の毛の洗い過ぎの弊害

髪の毛の洗い過ぎの弊害


この記事の概要

髪の毛の洗い過ぎの弊害は、皮脂を洗い流してしまうことになり逆に皮脂が増えてしまいます。失った分皮脂を出そうとして、皮脂腺が発達し脂性肌になるとのことです。これによって栄養は皮脂腺に偏り、髪の毛に十分栄養が行き渡らなくなるようです。

シャンプーをやめると、髪が増える 抜け毛、薄毛、パサつきは“洗いすぎ”が原因だった! (ノンフィクション単行本)


1. 合成界面活性剤

洗剤の代表的なものは、合成界面活性剤です。

界面活性剤とは、物質の境の面(界面)に働いて性質を変える物質の総称です。

水と油は、混じり合いませんが、界面活性剤を使うと混じり合います。これによって、汚れを落とす洗浄の働きをしてくれるのです。

石鹸は界面活性剤の一種ですが、洗浄力がそれほど強くありません。食器の油汚れは石鹸では、なかなか落ちません。

洗浄力を高めるために化学物質を使って合成したのが合成界面活性剤です。シャンプーの多くに含まれています。泡立ちがよくて、洗浄力も抜群です。低価格で作ることができるのでメーカーは積極的に使っているようです。


2. 問題となる合成界面活性剤

合成界面活性剤で問題になっているのは、「ラウレス硫酸ナトリウム」「ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩」などの硫酸系の合成界面活性剤です。

これらの合成界面活性剤は、たんぱく質と結合すると変質しやすく脱毛や、アレルギー性皮膚炎の原因になると言われています。

洗浄作用が穏やかで低刺激のものとして、「アミノ酸系」「ベタイン系」「たんぱく質系」などがありり、硫酸系よりアミノ酸系が好まれるようになっています。

このシャンプーの選びによって改善されるかというとそうではないようです。一番の問題は、髪の毛の洗い過ぎです。洗い過ぎは、頭皮や髪の毛を傷め薄毛にしているのです。

”洗い過ぎは、頭皮の常在菌を取り除き、皮膚を中性にし、アトピー性皮膚炎を発症する引き金となっているようです”「55歳のハゲた私が76歳でフサフサになった理由」P150から引用。55歳のハゲた私が76歳でフサフサになった理由

シャンプーを使って皮脂を洗い流してしまうと皮脂が増えます。その結果、不自然な形で皮脂が取り除かれたため、皮脂腺が発達して、脂性肌になるとのことです。これによって栄養は皮脂腺に偏り、髪の毛に十分栄養が行き渡らなくなるようです。

頭皮に頭皮常在菌がいなくなると、マラセチアというカビが増加します。脂性フケは、マラセチア菌が原因です。マラセチア菌は、皮脂や湿気の多い環境を好みます。

フケを防ぐためのシャンプーをして頭皮常在菌を根こそぎ無くしてしまうと、脂性フケを多く出してしまう原因につながるようです。


まとめ

合成界面活性剤は汚れを根こそぎ落とす性質がある

合成界面活性剤は安価につくれ洗浄力が強いためメーカに好まれている

頭皮の常在菌を失うと脂性フケがでてくる


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「髪は腎の華」と東洋医学では言われています。髪は、生命エネルギーがみなぎっている精華という意味があるとのことです。腎は精の貯蔵場所とも言われています。腎とは、腎臓のことだけを指すのではなく、生殖系、ホルモン系、中枢神経系、免疫系、造血系などの広範囲なものを合わせた命の源です。

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