シャンプーで髪を毎日洗うとハゲげる

シャンプーで髪を毎日洗うとハゲげる

この記事の要約

シャンプーで髪を毎日洗うとハゲげる様です。シャンプーで毎日髪の毛を洗いすぎると、外側からの刺激や乾燥から頭皮や毛髪を守る皮脂が根こそぎ洗い落とされてしまいます。皮脂を失ってしまうと、体の防衛反応として、皮脂を大量に分泌して、不足分を補おうとします。そのために、皮脂腺が大いに発達し、髪の毛に栄養がいかなくなってしまいます。


シャンプーで髪を毎日洗うとハゲげる

シャンプーで髪を毎日洗うとなぜ薄毛になるのでしょうか。シャンプーで髪の毛を毎日洗わなくなると髪の毛が元気になったり、髪の毛の量が増えたり、頭皮のニオイが消えたりします。昔の人はシャンプーをしなかったので頭が臭かったと思っていましたが、実は逆だったのです。

シャンプーで髪を洗い清潔になった気がしていましたが、常在菌を洗い落としてしまい頭皮のバリア効果も破壊していたのです。おまけに自分を綺麗にしても、皮や湖水海を汚染していたのかもしれません。現代は下水によって河川は綺麗に保たれていますが。

シャンプーは、毛髪の健康を損ない、髪の毛の成長を阻害する最大の原因です。シャンプーを使う習慣がない人ほど健康な髪をしていると言われています。

参考文献であるこの本「シャンプーをやめると、髪が増える 抜け毛、薄毛、パサつきは“洗いすぎ”が原因だった!」の著者は、月に1回、水で少し髪を洗うだけです。その時、シャンプーを使用しません。頭皮が臭うことは一度もなかったとのことです。

シャンプーを使わず滅多に洗髪もしない有名人がいます。五木寛之さんです。彼は80代後半とは思えないほどの波打つ毛量を誇っています。

水洗髪のみを行い、その頻度は2ヶ月に1回ほどと言われています。芸能人でもシャンプーを使用しない人は多くいる様です。芸能人は、高級シャンプーの匂いで満たされているかと思ったら意外でした。

知的レベルの高い人(と言うより知恵のある人、学校の偏差値ではない)ほど、シャンプーをやめれば薄毛の最大の原因が取り除けられることを知っています。


シャンプーが髪の毛や頭皮にどのような弊害をもたらすのか

薄毛の進行を早めてしまう一番の原因として考えられるのが、皮脂腺と皮脂への影響です。

シャンプーで毎日髪の毛を洗いすぎると、外側からの刺激や乾燥から頭皮や毛髪を守る皮脂が根こそぎ洗い落とされてしまいます。皮脂を失ってしまうと、体の防衛反応として、皮脂を大量に分泌して、不足分を補おうとします。そのために、皮脂腺が大いに発達するのです。

この皮脂腺が発達し過ぎると、髪の毛にとっては、悪い状態を引き起こしてしまいます。毛髪は毛細血管から栄養を受け取っています。その栄養を使って細胞分裂を繰り返し、太くて丈夫な髪の毛を作っているのです。

しかし皮脂腺が発達し過ぎると、毛の成長に使われるはずの栄養が、皮脂腺に回され過ぎてしまい、髪の毛は十分に成長することができなくなります。

栄養を受けられなくなった結果、太くて長い髪が減ります。その反対に、細く短い産毛の様な毛が増えていくのです。そのため、どんどん薄毛になっていくというメカニズムなのです。

髪の毛は一つの毛穴に対して1本生えているのが普通だと思えます。実はそうではありません。髪の毛に栄養が届いている健康な状態ならば、一つの毛穴には数本以上の太い毛が生えているのです。

しかし、肥大してしまった皮脂腺で多くなった毛穴では2、3本の髪の毛を養えなくなってしまいます。その状態が続くにつれて、1本、2本、最終的には3本と薄毛のような細い毛に変わっていってしまうのです。


薄毛の原因は潔癖症

薄毛の原因として考えられることは、頭皮が極端に薄いということです。頭皮が極端に薄い人に、ヘアケアについて尋ねてみると、ほとんどの人が潔癖症なのです。特に念入りにシャンプーをしています。

1日に2回も3回もシャンプーで髪の毛を洗います。シャンプーを多めにつけて5分、10分と洗い続けているのです。シャンプーは、しっかりと2度洗いをします。

こういった具合で高価で特殊なシャンプーを使用している人も多い様です。彼らは念入りに髪の毛を清潔に保っているつもりでも、残念なことに薄毛への結果を招いていたのでした。

「シャンプーをすると必ず頭皮は薄くなる」と著者は述べています。なぜならば、シャンプーは強力な洗浄効果を持つ界面活性剤が配合されているからです。

この強力な洗浄効果が、頭皮のバリアを破壊し、頭皮の新陳代謝を衰えさせてしまのです。シャンプーに含まれている界面活性剤は、バリア機能を形成している成分である角質細胞内の天然保湿因子と油溶性の細胞間脂質を溶かしてしまいます。

バリア機能が破壊されると保湿ができなくなります。その結果、頭皮が乾涸びてしまうのです。そのため、細胞の再生ができなくなってしまいます。

細胞がなかなか作られなくなると、頭皮の細胞数が減っていきます。頭皮の厚みが失われ、薄くなっていくのです。健康な皮膚であれば3、4日間そっとしておけば、失われたバリア機能は回復するそうです。

しかし、多くの人は我慢しきれずに、その前にシャンプーをして頭皮のバリア機能を破壊してしまっているのです。


参考文献:ユーチューブ、【ベストセラー】「シャンプーをやめると、髪が増える 抜け毛、薄毛、パサつきは“洗いすぎ”が原因だった!」を世界一わかりやすく要約してみた【本要約】

<https://www.youtube.com/watch?v=qSYUgZS20K8>アクセス日:2022年5月8日


まとめ

シャンプーをやめると髪の毛は元気になる様です。しかしながら、いきなり水洗髪をし始めたら長続きしません。合成界面活性剤のシャンプーから合成ではない界面活性剤の石鹸シャンプーへ切り替え、間隔を置いて洗う回数を減らします。

それから湯シャン、そして水洗髪、それができる様になって、たまに水洗髪に移行していけばいいのです。


紹介欄

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健康的身体で髪が増える方法

「髪は腎の華」と東洋医学では言われています。髪は、生命エネルギーがみなぎっている精華という意味があるとのことです。腎は精の貯蔵場所とも言われています。腎とは、腎臓のことだけを指すのではなく、生殖系、ホルモン系、中枢神経系、免疫系、造血系などの広範囲なものを合わせた命の源です。

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