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間違ったシャンプーは薄毛になる


この記事の概要

間違ったシャンプーは薄毛になるので注意が必要です。強くごしごし皮脂をすべて洗い落とすと髪に栄養が行かなくなります。合成界面活性剤が使用されているシャンプーは洗浄力が強烈なので皮脂が無くなってしまいます。そうなると、頭皮は皮脂を作ることに偏り、髪の毛に栄養が行かず細ったり抜けやすくなったりします。


1. シャンプーの仕方

皮脂を徹底的に洗い流すのは大きな間違いです。

シャンプーによる洗髪の一般常識として、頭皮をごしごし洗って皮脂を全部洗い流すというものでした。

理由は、皮脂がありすぎると毛穴を詰まらせて髪が抜けるという考えが世間一般に浸透していたからです。

2005年頃、NHKためしてガッテンでも頭皮の皮脂が抜け毛の原因として説明されていました。そのため専門の方の指導で、皮脂が無くなるまでごしごし洗うように勧めていました。今はそうしないと思いますが。

髪の毛を育てたいと思ったら、皮脂を取り過ぎてはいけないのです。皮脂を根こそぎ取ってしまうと、体は緊急事態と理解し、皮脂を生産しだします。


2. 皮脂の取り過ぎで二つの問題点

1. 髪に栄養がいかなくなります。

皮脂を作ることばかりに栄養が偏ると、髪の毛に十分な栄養が行かなくなります。髪の毛がやせ細ったり抜けやすくなったりします。

2. 洗い過ぎて頭皮が乾燥してしまいます。

乾燥とは水分が乏しい状態です。乾燥するとホルモンバランスが崩れます。それで脂を過剰に分泌してしまいます。

皮脂だけは余分にあるというバランスを欠いた状態を作ってしまうのです。この状態になると、脂ぎった頭だと思って、シャンプーをしっかりし始め、皮脂を全部取り除きたくなります。

過剰な脂が溜まって、取り除くためのシャンプーを繰り返すというサイクルが生じます。

このようなサイクルに陥ってしまっている人は、とても多いのでしょう。保湿が育毛に必要であることは育毛パックのところで聴きました。

乾燥が続くわけですから、頭皮は確実に薄毛に向かっているのです。


3. 病院で脂性と診断された場合

脂漏性湿疹と診断された人は、今の頭皮の状況を伝えられているだけです。

ステロイド剤を処方されたりカビ菌の対策をして診断が終わりになります。脂性を改善する対処療法です。頭皮の乾燥を改善するのが目的なのですが、これをしない限りずっと続きます。

生粋の脂性は、女性ではほとんどいません。男性では一割以下です。脂性の人は実は少ないのです。

※湿疹の一つ「脂漏性湿疹」は、脂漏性皮膚炎とも呼ばれます。 皮脂腺が多く皮脂の分泌の多い頭皮や顔(特に鼻の周りなど)に起こりやすく、耳の後ろ、摩擦の多いわきの下や太もものつけ根などにも起こります。 かゆみをともない、赤くなったり皮膚が荒れてカサつき、ベラベラとはがれてくる場合もあります。


4. シャンプー選びを間違えたらどんなコンディショナーも効果なし

シャンプーは、通常誰もが毎日行っています。

シャンプー選びはとても大事です。洗髪後のコンディショナーよりシャンプーで薄毛になるかならないかが決まってしまいます。

安易にシャンプーを選んでしまうのは、テレビコマーシャルを簡単に信じ込んでしまうからです。

悪いシャンプーを選び、髪の毛と頭皮を痛め続けてしまっていたとしたら、想像できることは、薄毛になるということです。


5. シャンプー選びの基本

ノンシリコンだから髪にいいとは限らない

「シャンプー選びの基準は」というとほとんどの人はノンシリコンを使っていますと答えるでしょう。ノンシリコンイコール髪や頭皮に優しい自然なシャンプーだと思っています。

シリコンとは、髪をコーティングする成分です。シャンプーの目的は髪と地肌の汚れを落とすことです。コーティング剤が含まれていると髪や頭皮に、余計な成分が残ることを心配してノンシリコンシャンプーが支持されています。

※シャンプー容器の裏の成分一覧に、ジメチコン、シクロメチコン、シロキ、シリカ、メチコンという言葉がつく成分が入っていないものがノンシリコンシャンプーです。

シリコンは、キューティクルに付着しコーティングする作用があるので、手触り良く艶を出すなどの効果があります。しかしながら髪をコーティングするだけで、髪を補修したり浸透して保湿するような効果はありません。

シャンプーに入っているシリコンは、化粧品にもよく使われているタイプのシリコンで、髪を洗うときに指通りを良くするものです。

このシリコンは表面的な美しさを出す役割は果たしますが、髪の毛を中から補修したり、強くすることは出来ないのです。逆に毛根や毛穴がつまって、栄養分が行き渡らず、髪の毛が細く弱ってしまうこともあるとのことです。

「ラウリル」と「硫酸」がつく成分を避ければ、かなりの確率で髪や頭皮に良くないシャンプーを避けることができます。

ラウレス系成分(ラウレス硫酸Na、ラウレス硫酸TEA)が成分表示の上のほうにあるものも避けたほうが無難です。


6. ノンシリコンシャンプー

育毛の観点からみてもシリコンが入っているより入っていないものの方がいいようです。

ノンシリコンを謳っていても、かなり悪い成分を使っているシャンプーが、たくさんあります。ノンシリコンに目を向けさせ、他は気にしないようにさせているのかもしれません。ノンシリコンと書いてあるだけで安易に購入することは避けてください。

シリコンよりも髪と頭皮に悪い影響を与える成分があります。合成界面活性剤です。どんなシャンプーにも洗浄力をつけるために界面活性剤が含まれています。


7. 界面活性剤

界面活性剤は大きく分けて3つあります。

1. 高級アルコール: 動物や植物の油脂を加工したもの

2. 石鹸: 石鹸素地を加工したもの

3. アミノ酸: 天然素材のアミノ酸を加工したもの

この高級アルコールが、合成界面活性剤に当たります。合成界面活性剤は安く作ることができます。

泡立ちがよく多くの人に人気があります。手ごろな値段のシャンプーは、ほとんど合成界面活性剤を使用しています。


まとめ

皮脂の取り過ぎは髪の毛にダメージを与える

間違ったシャンプー選びで薄毛になる

ノンシリコンだからいいシャンプーだと限らない

合成界面活性剤が含まれているシャンプーを避ける


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「髪は腎の華」と東洋医学では言われています。髪は、生命エネルギーがみなぎっている精華という意味があるとのことです。腎は精の貯蔵場所とも言われています。腎とは、腎臓のことだけを指すのではなく、生殖系、ホルモン系、中枢神経系、免疫系、造血系などの広範囲なものを合わせた命の源です。

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