この記事の要約
髪の毛のために優しいシャンプーはアミノ酸系です。成分表示にラウロイル○○、ココイル○○といった界面活性剤が使われていればアミノ酸系のシャンプーです。シャンプーに含まれる成分が髪へ浸透し、髪を修復する効果もあり、髪が強くなり抜けにくくなる効果があります。更に髪のダメージ部分に吸着、浸透し保湿するという働きがあり、頭皮が潤い、血行が良くなり抜け毛を防ぐ効果もあり、毛根に栄養が届きやすい環境を作ります。（個人的見解です）
シャンプーの洗浄力が皮脂を根こそぎ洗い落とす
シャンプーには合成界面活性剤や発がん性物質が含まれています。シャンプーに限らず洗濯用洗剤、台所用洗剤にも含まれています。毛穴から出てくる皮脂を根こそぎ洗い流してしまいます。 そうなると体は、もっと皮脂を出そうとして、頭皮が脂っぽくなってしまうのです。 シャンプーを選ぶ時には、成分表記を見ます。成分表記は含有量が多い順に並べるというルールがああります。一番多いのは水です。その次に洗剤が記載されます。 シャンプーの成分は水と洗剤だけで6割から7割程度です。洗剤に注目することはとても大事です。洗剤に○○硫酸と表記されたものは避けるように言われています。そのほかに注意するのは、ラウリル硫酸○○、ラウレス硫酸○○と表記されたものです。
オルフィンスルホン酸ナトリュウムも要注意の対象です。もしも、表記成分の先頭に来ていたら更に要注意です。表記が後の方で、調整剤程度のものならば、あまり気にしなくても良さそうです。
つい洗浄力が強いシャンプーを選んでしまう
洗浄力が非常に強くメントールを配合している爽快な感じの洗い上がりをするのがトニックシャンプーです。
頭皮ケアを目的としたシャンプーは、スカルプケアシャンプーです。スカルプとは頭皮のことです。頭皮を保護するためなので、皮脂を取り過ぎないように洗浄力を抑えています。そのため合成界面活性剤を使用している人にとっては、洗浄力に物足りなさを感じます。
「医薬部外品」に当たるシャンプーの通称は薬用シャンプーです。医薬部外品とは、医薬品と化粧品の中間的な分類になり、作用が薬よりも穏やかで、薬事法に定められた商品です。医薬部外品には厚生労働省によって定められた基準があります。有効な成分が一定の濃度で配合され、予防や衛生が目的でつくられているのです。
薬用シャンプーやスカルプケアシャンプーといっても合成界面活性剤が使われていないというわけではありません。それが含まれている抗菌作用が強いシャンプーで頭皮をマッサージをしてしまったら、頭皮にいる常在菌が死んでしまうので注意深くシャンプーを選ぶ必要があります。
頭皮にいいとされるシャンプーを見つける
成分表示にラウロイル○○、ココイル○○といった界面活性剤が使われていればアミノ酸系のシャンプーです。
（※ココイルダルタミン酸ＴＥＡ・ラウロイルメチルアラニンＮａ・ココイルメチルタウリンＮａ・ココイルグリシンＮａなど、「～グルタミン酸、アラニン、タウリン、グリシン」アミノ酸系シャンプーは、皮脂を適度に落としてくれるシャンプーです）
頭皮環境を整えてくれる理想のシャンプーは、アミノ酸系です。そのシャンプーは洗浄力が弱く、頭皮に優しいシャンプーです。
アミノ酸系のメリット：
- 頭皮に優しい。
- シャンプーに含まれる成分が髪へ浸透し、髪を修復する効果もある。
- 髪が強くなり抜けにくくなる効果がある。
- 髪のダメージ部分に吸着、浸透し保湿するという働きがある。
- 頭皮が潤う。
- 血行が良くなり抜け毛を防ぐ効果もある。
- 毛根に栄養が届きやすい環境を作る。
- （※これらは個人的差があり、個人的見解です）
アミノ酸系のデメリット：
- 洗浄力がやや弱い
- 洗髪後の爽快感を感じにくい
- 原料の価格が高いので商品価格が高価
まとめ
抜け毛を防ぐためには合成界面活性剤シャンプーを避ける。
頭皮環境を整えてくれる理想のシャンプーは、アミノ酸系。
成分表示にラウロイル○○、ココイル○○といった界面活性剤が使われていればアミノ酸系のシャンプー。