この記事の概要
男性型脱毛症(AGA)は遺伝的要素を持ちますが、ハゲが遺伝によるものだとしたら、AGAや活性酸素を抑える生活をどんなに頑張ってしても無駄ということになります。生れつきの遺伝情報は後天的な生活環境や、習慣によって修復されるものなので諦めないで続けましょう。
1. 男性型脱毛症(AGA)
薄毛は遺伝的要素を持ちますが、遺伝すると考えられているのは、男性型脱毛症(AGA)です。
※AGA(エージーエー)とは、Androgenetic Alopeciaの略で「男性型脱毛症」の意味です。
成人男性によくみられる髪が薄くなる状態のことです。一般的に遺伝や男性ホルモンの影響などが主な原因と考えられています。 抜け毛が進行し、薄毛が目立つようになります。
頭頂部や額の生え際から薄毛が広がっていくタイプです。
男性型脱毛症は、母方の遺伝によるところが強いことが、最近の研究で分かって来たようです。
母方の隔世遺伝とする説もありますが全て当てはまるわけではないようです。生まれつき持っている遺伝情報(ゲノム、DNA塩基配列)は、後天的な生活環境や、習慣によって修復されます。修復されつつ、個体レベルの形勢が変化していくということを示しています。
遺伝子の中身は変えられなくても、環境に応じてしなやかに多様に変化させる方法を遺伝子は持っているのです。
薄毛の遺伝子の要因は4分の1で、残り4分の3は生活環境や生活習慣にかかっていることになります。そのような意味で、祖父のハゲは、自分のハゲの理由には、ならないようです。
2. 女性の薄毛の原因
女性は女性ホルモンのおかげで男性よりも薄毛になりにくいので、祖父の頭の状態には関係ありません。
ところが近年、薄毛や抜け毛に悩む女性も増えてきました。
おもな要因は、
合成界面活性剤配合のシャンプーで洗い過ぎ皮脂を根こそぎ洗い流している
高温のドライアーで頭皮を乾かしすぎている
塩素入りシャワーで髪を洗い毒素を頭皮に蓄えている
シャワーの水温が高過ぎる
女性の職場への進出で女性ホルモンが低下している
スマホなどの電磁波で活性酸素を浴びすぎている
などが挙げられます。
3. エピジェネティクス
ハゲが遺伝によるものだとしたら、AGEや活性酸素を抑える生活をどんなに頑張ってしても無駄ということになります。
薄毛は、遺伝よりも生活習慣の方が大きいと思います。母方の祖父がハゲていたとしたら、体質がハゲやすいということですが、体を錆びさせない生き方をしていれば薄毛の進行を止めることができます。
※エピジェネティクスは、後成説(epigenesis)と遺伝学(genetics)を結び付けた造語です。
エピジェネティクスとは、一般的には「DNA塩基配列の変化を伴わない細胞分裂後も継承される遺伝子発現あるいは細胞表現型の変化を研究する学問領域」です。
エピジェネティクス(後天的遺伝子制御変化)は、後で獲得した遺伝子情報という意味があります。変化した遺伝子情報をエピゲノムとも呼ばれています。
まとめ
生まれつき持っている遺伝情報は、後天的な生活環境や、習慣によって修復される
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