この記事の要約
シャンプーをやめると髪が元気になるようです。シャンプーを止めると、髪の毛を作る毛幹細胞が元気になります。シャンプーに大量に含まれる防腐剤や界面活性剤が、頭皮から染み込むと、毛穴の浅い部分にある毛根幹細胞にダメージを及ぼしてしまいます。その結果、毛根幹細胞の働きを悪くさせてしまいます。
シャンプーをやめて髪が元気になる理由
髪を洗ってスッキリする感覚を毎晩または毎朝経験している人にとっては、「シャンプーをやめると髪が元気になるメッセージ」は残念に思われます。
思い起こしてみると、シャンプーを毎日する習慣は昭和の後半頃です。その頃を境に、薄毛の人が増え出しています。高価なシャンプーやトリートメントを使って薄毛が止まるどころか、薄毛が増え始めたのです。
薄毛の原因は、毛根に溜まる皮脂が原因で髪の毛が抜けやすくなるからその脂をよく洗い流す必要があると言われ続けていました。それが逆効果だったのです。
それに、有名な著名人が推奨している育毛剤や美しい髪になると口コミで人気の育毛商品を使っても、期待していたほどの効果がありませんでした。育毛剤に関しては、アルコールが含まれているものが多く、それによって、頭皮を乾燥させ潤いを無くしてしまいます。
薄い髪の毛は細く、張りのない不健康そうです。髪の毛も毎日念入りにシャンプーをしないと、とれないほどの臭いやベタつきです。頭皮や髪の毛にお金をかけたり、手入れに手間をかければかけるほどむしろ逆効果になります。
髪の毛や頭皮を元気にしたければ、まずは、シャンプーをやめることを実践してみることです。ただいきなりは無理です。今まで、合成界面活性剤入りシャンプーを使用していたらそれを止めるのが最重要課題です。
皮脂腺が発達しているために皮脂が多く出ます。シャンプーをしないとその脂が酸化し頭皮を不潔にします。そうならないように、合成ではない界面活性剤のシャンプー、石鹸シャンプーに切り替えます。
そのシャンプーの間隔を空け、湯シャンに切り替えますが、頭皮のベタつきに応じてシャンプーが必要と感じたらシャンプーすべきです。さらに間隔が空けられる様になったら、湯シャンから水洗髪に切り替えて行きます。
シャンプーをやめた場合のメリットとは
そのメリットとは、髪へ十分な栄養が届く様になります。シャンプーに対してこの本の著者が一番実感している問題は、皮脂腺の発達です。シャンプーによって、皮脂腺が肥大化させられています。発達しすぎた皮脂腺は、髪の毛得られるはずの栄養を横取りしてしまいます。
これによって髪の毛が栄養不足に陥り薄毛につながってしまうのです。毛根がしっかりと栄養を受け取り、太くて強い毛を作るためには、この皮脂の分泌量を抑え、皮脂腺を正常な大きさに戻すことが非常に重要です。
それにはシャンプーを止めることです。止めれば皮脂が根こそぎ洗い落とさ無くなります。頭皮が皮脂不足になることがなくなり、次第にに皮脂の分泌量が減っていくのです。
それと同時に皮脂腺も縮んで小さくなるとのことです。皮脂腺が小さくなれば、頭皮と髪の毛のベタつきも臭いも気にならなくなります。
ベタつきの原因は、皮脂の分量が多かったからです。その皮脂の分泌量が減ります。枕の嫌な臭いの原因は、皮脂が酸化してできる脂肪酸や過酸化脂質のためです。それが減れば臭いも解消されるはずです。
シャンプーを止めると、髪の毛を作る毛幹細胞が元気になります。シャンプーに大量に含まれる防腐剤や界面活性剤が、頭皮から染み込むと、毛穴の浅い部分にある毛根幹細胞にダメージを及ぼしてしまいます。その結果、毛根幹細胞の働きを悪くさせてしまいます。
ダメージの元を排除すれば、毛根幹細胞は本来の機能を取り戻し、元気で太い髪を作ることでしょう。シャンプーに含まれている界面活性剤、特に合成界面活性剤は、皮脂腺を発達させます。その他には、表皮のバリア機能を破壊して頭皮を乾燥させるのです。そのため、皮膚の細胞分裂を止める弊害をもたらしてしまいます。
その結果、頭皮が薄くなってしまいます。毛が深く根を張ることができなくなってしまい、元気のない髪が生まれ続けてしまうことになります。
シャンプーをやめることで次第に頭皮は潤いを取り戻していきます。皮低層の新陳代謝が盛んになります。頭皮がふっくらと厚くなります。この様な状態になれば、髪の毛はしっかりと根を張り、太く長い毛が育っていく様になります。
頭皮の常在菌を増やす
シャンプーを止めると常在菌が増え、頭皮が健康で清潔になります。シャンプーをしない人が一見不潔そうに見えて臭いを放たなかったのは、常在菌がしっかりと頭皮を守っていたからです。
皮膚や頭皮の至る所には、常在菌が住み着いています。地球は細菌の惑星といっていいほど、多くの菌と共存しています。頭皮に隙間なく住み着いている常在菌は、他の細菌やカビの侵入を防いでくれる大切な働きをしています。体の防衛を常在菌が担っています。
シャンプーに含まれているパラベン(微生物による汚染を防ぐため、防腐剤が使用される)などの防腐剤は、この大切な常在菌を殺してしまいます。常在菌の数が減れば通常では、侵入できない病原菌性のカビや雑菌に犯されるリスクが高まります。
それらが侵入してしまうと皮膚が炎症を起こして赤みが出たり、痒みが出たり、フケが大量に出続けたりします。それらが髪の成長を妨げる原因となります。
髪の毛のためとしていたシャンプーが実は髪の毛の成長にに必要な環境を壊してしまっていたのです。シャンプーをやめれば常在菌を殺さずにすみます。
共存している常在菌が生きていれば、頭皮は健康で、清潔な状態になるのです。さらにシャンプーを止めると白目が綺麗になり、肌も綺麗になるメリットがあるとのことです。
参考文献:YouTube;【ベストセラー】「シャンプーをやめると、髪が増える 抜け毛、薄毛、パサつきは“洗いすぎ”が原因だった!」を世界一わかりやすく要約してみた【本要約】
URL<https://www.youtube.com/watch?v=qSYUgZS20K8&t=521s>アクセス日:2022年5月18日
まとめ
髪の毛のためとしていたシャンプーが実は髪の毛の成長にに必要な環境を壊してしまっていた。シャンプーをやめれば常在菌を殺さずにすむ。
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