湯シャンとシャンプーはどちらが髪にいいのか

湯シャンとシャンプーはどちらが髪にいいのか


この記事の概要

湯シャンとシャンプーはどちらが髪にいいのか。お湯だけで洗う湯シャンの効果とは、個人差があるようです。どちらが適しているかは試してみなければわかりません。余分な皮脂を洗い流すために、お湯できれいに洗い流すだけで十分な人と、酸化汚れを蓄積してしまう人がいるからです。


1. 湯シャンの効果とは

最近は、ハリウッドスターや日本人タレントの間でも湯シャンが流行しているようです。

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この著者の藤田紘一郎先生も湯シャンの実践者です。実践する理由として、次のことが挙げられています。

人の体には。「修復力」「自浄力」「再生力」があるからです。毛髪や頭皮も同様に、「修復力」「自浄力」「再生力」があるとのことです。皮脂が増え過ぎた場合、髪がべとつき、痒みの原因になり、増え過ぎた皮脂が酸化して臭いと活性酸素を発生するようです。

余分な皮脂を洗い流すためには、お湯できれいに洗い流すだけで十分だとのことです。

この点は、

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の著者、辻敦哉先生の意見とは違っています。


2. 湯シャンの問題点

要約すると次の通りです。

湯シャンして効果がある人は限られています。70歳を過ぎても髪の毛がふさふさしている某有名人がやっているから、自分もそうなれるかもしれないと期待して始める人も多いようです。

湯シャンで効果がる人は、極めて限定的だとのことです。湯シャンでは洗い流すことができない汚れが、頭皮にどんどん蓄積されていくからです。

湯シャンが効果を発揮するのは、合成界面活性剤入りのシャンプーを長い間使い続けてきた人たちです。無理やり皮脂を取り続けた結果、頭皮が痛んだ人たちです。頭皮を傷みから解放させるために、一時的にするのは効果があります。

健康な頭皮に戻って湯シャンを続けると酸化した汚れが蓄積していくことには変わりがないのです。合成界面活性剤が髪の生育を阻んでいたのですが、今度は酸化汚れが髪の毛の生育を阻むことになります。

湯シャンで効果がある人は、限られた人たちだとはっきり述べられています。湯シャンは個人差が大きく現れる選択肢ではないでしょうか。


3. 藤田先生の湯シャンの方法

お湯が熱すぎると皮脂を摂りすぎるので、ぬるめのシャワーで5分くらいかけながら丁寧に髪をすすぎ頭皮をマッサージします。

シャンプーを使う場合は、1滴か2滴ぐらいしか使用しないそうです。シャンプーは何でもよいとのことです。

シャンプーは手で泡立ててから、髪につけ、頭皮につかないよう注意します。頭皮に洗剤が残らないように5分以上ぬるま湯でしっかり洗い流します。

ラウレル硫酸ナトリュウムは、1分間シャワーですすいでも、髪と頭皮に20%も残ってしまうとのことです。そのため洗い流すには時間がかかるのです。

同じシャンプー剤を使うのは注意した方がいい

シャンプーの成分に万が一、体質に適さないものがあった場合、商品をかえることで、そのリスクを回避するためだそうです。

髪が生えている、頭皮は皮膚であって、排泄器官と同様な場所です。頭皮や毛母細胞の栄養は血液を通して送られてきます。栄養の源は、腸で消化吸収された食べ物です。


まとめ

人の体には。「修復力」「自浄力」「再生力」がある

湯シャンで効果がる人は、極めて限定的

ラウレル硫酸ナトリュウムは、1分間シャワーですすいでも、髪と頭皮に20%も残る


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「髪は腎の華」と東洋医学では言われています。髪は、生命エネルギーがみなぎっている精華という意味があるとのことです。腎は精の貯蔵場所とも言われています。腎とは、腎臓のことだけを指すのではなく、生殖系、ホルモン系、中枢神経系、免疫系、造血系などの広範囲なものを合わせた命の源です。

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