育毛を邪魔する汚れは酸化した皮脂

育毛を邪魔する汚れは酸化した皮脂


この記事の概要

皮脂は頭皮の潤いを保つ大切な脂です。48時間経過すると徐々に酸化していきます。育毛を邪魔する汚れは酸化した皮脂です。この脂はシャンプーでは落ちない強力な汚れなのです。シャンプーで洗い落とせないものでも、オイルパックで落とすことができます。脂は油で落とすのです。


1. 頭皮の汚れは酸化した皮脂

シャンプーで落ちない汚れがあります。キッチンやバスルームの排水溝の汚れをほったらかしにしてしまった状況を思い浮かべてもらうよう想像してみましょう。

表面のタイルや床をきれいに磨いたとしても、排水溝の汚れを定期的に取り除かなかったとしたらどうなるでしょうか。

この排水管のように頭皮も汚れが蓄積しているのです。

この汚れは皮脂と呼ばれています。そのためこの皮脂をシャンプーでしっかり取り除くことが育毛に効果的だと考えられています。この汚れはただの皮脂ではありません。育毛を邪魔する汚れとは、酸化した皮脂です。

皮脂は頭皮の潤いを保つ大切な脂です。雑菌が繁殖しないように弱酸性に維持する働きがあります。


2. 過酸化脂質

皮脂は、分泌されて48時間以上経つと徐々に酸化が始まります。

そうすると皮脂は、過酸化脂質という物質に変化します。過酸化脂質がとても頭皮には悪いのです。

その理由は脱毛作用があるからです。次に生えてくる毛にまで悪影響を及ぼすほど、髪の毛にとってはすこぶる凶悪な存在なのです。さらに、過酸化脂質は毛穴を防ぎ、毛穴に逆流してきます。とても大変恐ろし事を聴かされました。抜け毛の最大の原因です。

過酸化脂質は汗や埃、シャンプーやトリートメントなどの流し残しなどの汚れと混ざり、頭皮や毛穴周辺にこびりつきます。

頭皮に残った酸化して汚れた皮脂、シャンプーの残り、ほこりなどが混ざって酸化したものは、どんなに丁寧にシャンプーで洗っても、落とすことは大変困難なのです。

シャンプーで洗い落とせないものでも、オイルパックで落とすことができます。

排水溝でこびりついた汚れは、「どのように落とすか」と問われれば、排水溝を洗い流す洗剤を流し込むことが思い浮かびます。

強力な洗剤や漂白剤も浮かんできます。ブラシやたわしで力を込めて、ごしごし洗うことも考えられます。

排水溝だったらできますが、これが自分自身の地肌であればできませんね。


3. 頭皮の酸化汚れを落とす方法

オイルパックです。油汚れは油で溶かすのです。

オイルでじんわり馴染ませ、シャンプーで洗い流します。オイルパックに使うオイルは植物性の天然成分100%のものがお薦めです。

ホホバオイル、オリーブオイル、ココナッツオイル、アーモンドオイル、セサミオイル、アボカドオイルなどが挙げられています。

このようなオイルは、アロママッサージにも使用されます。アロマショップやネット市場で見つけられます。

今注目されているアルガンオイルは、栄養価と浸透性に優れていますが、とても高価なので手が出せません。アルガンオイルは、美容として少量使用することが良いと述べられています。

辻先生が薦めるオイルパックは、オイルをたっぷり使用するとのことです。

オイルパックに使用される植物性のオイルは、香りや流した後の感触などそれぞれ特徴があります。

初めて行うときは肌に馴染みやすく、さっぱりしているホホバオイルが薦められています。

セサミオイルも軽い感触で使用しやすいようです。


まとめ

皮脂の脂は大切なもので、頭皮の汚れは酸化した皮脂だった

酸化した脂汚れは、油で溶かす

お薦めオイルはホホバオイル


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