この記事の概要
ヤセ菌が増えると薄毛を止めることができます。ヤセ菌とはバクテロイデス門の細菌です。この細菌が優勢になると適正体重になり水素を発生し頭皮や毛根が活性酸素の害から守られるようになり髪の毛が元気に育ちます。細く短い毛が抜け始めてきたら要注意です。髪の毛を育てる力が無くなっていることを意味しています。
1. バクテロイド門の細菌（通称ヤセ菌）
腸内でバクテロイデス門の細菌が優勢になると、自然と適正体重になります。高食物繊維・低カロリーの食事をしているとバクテロイデス門の細菌が繁殖力を増します。
バクテロイデス門の細菌が優勢な間は、エネルギー過剰にならず、太ることが無くなります。
腸内で水素の発生量が増えるので活性酸素（ヒドロキシルラジカル）が除去されます。それによって、頭皮と毛球の健康が復活してきます。
※活性酸素にはいくつかの種類があり、最強のパワーを持つのがヒドロキシルラジカルです。活性酸素がいかに悪いかというのは、非常に不安定な電子構造をしていて、触れるものを瞬時に電子を奪い取ってしまうからです。
太っている人は、年齢以上に老けて見えます。肥満の体の中では、活性酸素が過剰に発生しやすい状態になっています。そうなると老化が進みます。
食べ物を簡単に入手できることやいつでも食べられることは体にとって不自然なことなのです。
体に不自然なことをやっていると、活性酸素量を増やします。この状態になると薄毛の進行が進みます。
2. 抜け毛
抜け毛は自然の現象です。
大量の髪の毛が抜けて落ちていたり、髪をとかすたびに抜けてしまうことなどです。髪の毛は、一定のヘアサイクルを持っています。落葉樹が枯れて落ち、春が来たら新芽を出すように髪の毛も抜けて、新しい毛が生えてくるのです。
3. 毛髪サイクル
産毛のような生まれたてのけが出てくる。1日に0.3ミリずつ太くなりながら伸びる。
成長期は2年から6年間。
髪は成長を終えると退行期を迎える。毛球の退行が始まり髪の毛の成長が止まる。この期間はおおよそ2週間。
最後に休止期間が訪れる。完全に成長を止めた毛球の下から新しい産毛が生まれる。
新しい産毛がもともとの毛を押し出す。
この押し出しで、抜け毛が生じる。
このようなヘアサイクルは1本1本の毛が持っています。頭皮には約10万本の毛があります。1日50本から100本の毛が抜けるのはヘアサイクルから見てみると自然なことなのです。
4. 細く短い毛の抜け毛に要注意
細く短い毛が抜け始めてきたら要注意です。
髪の毛が十分に育つ前に抜け落ちているからです。これは髪の毛を育てる力が無くなっていることを意味しています。
対策としては、バクテロイデス門の細菌を育てることです。食物繊維がたくさんある食事を摂ってください。
まとめ
腸内でバクテロイデス門の細菌が優勢になると自然と適正体重になる
腸内で水素の発生量が増えるので活性酸素（ヒドロキシルラジカル）が除去される
ヘアサイクルは1本1本の毛が持っている