卵に含まれる髪に必要な栄養素は外側からも補給

卵に含まれる髪に必要な栄養素は外側からも補給

この記事の要約

卵に含まれる髪に必要な栄養素は外側からも補給できます。卵ヘアパックをすれば効果的です。ノーマルヘアは全卵、ダメージヘアは黄身のみ、オイリーヘアは白身のみを使用します。


卵は「完全栄養食品」

卵は「完全栄養食品」とも呼ばれています。それだけ栄養価が高い食品なのです。ビタミンやタンパク質を始め、体をつくったり、健康を維持するために必要な栄養素がバランスよく含まれています。

卵に含まれるアミノ酸は特に注目に値します。タンパク質は、からだづくりに欠かせない栄養素です。そのタンパク質は、20種類のアミノ酸によって構成されています。

20種類のアミノ酸の中でも、食事から摂取しなければならない9種類のアミノ酸があります。それが「必須アミノ酸」です。

卵には、9種類の必須アミノ酸が全て含まれた完全食品です。卵の「アミノ酸スコア」は、100(最高点)としてよく知られています。

卵は、髪の成長に欠かせない栄養素が豊富に含まれています。その代表が、タンパク質やビオチンなどです。

まず、髪の毛は「ケラチン」と呼ばれるタンパク質でつくられています。タンパク質は、健康な髪の毛を育てるためには必須の食品です。

卵にはタンパク質が豊富に含まれています。ケラチンをつくるために必要なシスチン、ロイシンなどのアミノ酸が含まれているのです。

卵には、ビタミンの1種であるビオチンも含まれています。ビオチンは、育毛には欠かせません。なぜならば、ビオチンはアミノ酸の代謝を促すはたらきを持つビタミンだからです。


卵は育毛効果が高い栄養素

卵が髪の毛に非常に良い食品と言われているのも、育毛効果が高い栄養素を豊富に含んでいるからです。栄養豊富な卵はからだの健康や髪にも良い食品です。

卵は、髪の毛を太くする自然療法です。卵は、効果的です。卵は髪の毛が必要とする量のタンパク質を与えてくれます。そのため、1本、1本が強く太くなるように栄養が与えられます。

日常生活において、卵は使われているのでとても便利です。時間がない人や面倒具下がりの人にでもできます。


卵ヘアパック

卵を1個を割ってボールに入れて、ときます。それを湿った髪の毛に乗せたら30分ほど放置するだけです。

時間が経ったら、シャンプーで洗い流します。この卵のヘヤ・ケアは1週間に1回から2回使うと効果があります。


卵白とココナッツオイル

効果をさらに高めたい方はココナッツオイルを加えてみると良いようです。

  1. 卵白:1
  2. ココナッツオイル:大さじ1
  3. 水を小さじ:2

混ぜたものを頭皮に乗せたら優しくマッサージをし、30分ほど放置しその後洗い流します。

卵白に含まれるリゾチームは殺菌作用や抗炎症作用があります。頭皮マッサージをするとリゾチームが余分な脂を取り除いてくれスッキリとした地肌が期待されます。雑菌の繁殖も抑えてくれるようです。


黄卵とオリーブオイル

卵黄に含まれるレシチンは化粧品にも使われています。オリーブオイルと混ぜるとビタミンやリン脂質、各種アミノ酸などの成分が髪に浸透、傷みを修復し、髪に栄養を与えてくれます。

  • オリーブオイル:大さじ2~3杯
  • 卵の黄身:2個
  • はちみつ:小さじ2杯

よく混ぜてペースト状になったら完成です。お好みのエッセンシャルオイルを数滴たらしても効果が期待できます。シャワーキャップを使えば、成分を吸収できるとのことです。


3種類の卵ヘアパック

卵をヘアパックとして使用する場合は、髪質によって使い方は変わります。

  • ノーマルヘアは全卵
  • ダメージヘアは黄身のみ
  • オイリーヘアは白身のみ

卵は、タンパク質やビタミン、ミネラルが豊富な食品です。
髪に絶対必要な栄養素は、「タンパク質」「ビタミン」「亜鉛」と言われています。卵に含まれる髪に必要な栄養素は、食べ物で摂取することができるのです。内側からだけでなく外側からの栄養補給もできます。


まとめ

ビタミンやタンパク質を始め必要な栄養素がバランスよく含まれている

卵ヘアパックをすれば効果的

ノーマルヘアは全卵、ダメージヘアは黄身のみ、オイリーヘアは白身のみを使用


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「髪は腎の華」と東洋医学では言われています。髪は、生命エネルギーがみなぎっている精華という意味があるとのことです。腎は精の貯蔵場所とも言われています。腎とは、腎臓のことだけを指すのではなく、生殖系、ホルモン系、中枢神経系、免疫系、造血系などの広範囲なものを合わせた命の源です。

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